てっぺんが見えてきた!
JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第2戦、ベルマーレは柏レイソルを相手にPK戦までもつれる死闘を演じ、最終的に2試合合計3-3、PK戦で5-4とした為、クラブ史上初のJリーグカップ決勝進出を決めた!!!
前半にチームの核とも言える菊地俊介が負傷交代するアクシデントが起きたけど、それでも動じることがないのが今のベルマーレ。
石川俊輝の左足ミドルが綺麗に決まって(1番に驚いたのはベルサポたち笑)、先制はしたものの、後半に入るとビルドアップの形を変えてきた柏の攻撃に対応出来ず、一瞬の隙を突かれて失点。
第2戦の後半が終わった時点で、トータルスコアは2-2。アウェイゴールも1点ずつ取っていたから、試合は延長戦に突入。
延長前半3分にセットプレーの流れから坂圭祐がヘディングを決めてリードしたけど、諦めない柏の意地は凄かった。
延長後半とは思えないくらいの小池龍太の馬力溢れるドリブルから、最後は途中出場の山崎亮平が決めて、延長戦も1-1のまま終了。
延長戦を含めてのトータルスコアは3-3。
決着はPK戦でつけることになった。
両チームが2人ずつ成功した後の3人目、先攻のベルマーレは梅崎司が外してしまう苦しい展開になったけど、レイソルの4人目の江坂任がクロスバーに当ててしまい、5人目を終えてスコアは4-4。
ベルマーレの6人目のキッカーの高山薫が落ち着いて決めて、リードを奪う。
レイソルの6人目のキッカーは延長後半に同点ゴールを決めた山崎亮平。
PK戦はベルマーレのゴール裏側で行われてたんだけど、レイソルの6番目の前にベルマーレサポーターが取った行動は山崎へのブーイングではなく、チームの守護神秋元陽太を勇気づけるスタジアムいっぱいの秋元のチャントを歌うことだった。
結果、山崎のシュートは枠を外れ、ベルマーレが長くて苦しくてキツかった210分(初戦の90分+2戦目の120分)+PK戦の闘いを制した。
勝ったから言えることではあるけど、PK戦での決着は今回の準決勝2試合に相応しい結末だったように思える。
突出した選手が居るわけでもない、魔法使いのような監督が居るわけでもない、おらが街のサッカークラブ精神が満載な状態で生きているチームが、様々な障壁を乗り越えて勝ち上がってきた、ということが何よりも大きいし、嬉しい。
今後どうなるかはわからないけど、チーム関係者に自信と勇気を植えつけるには充分な機会に恵まれたことは断言できる。
湘南ベルマーレというチームが、タイトルを掴み取る資格を得た。
サッカーの神様からのプレゼントのように見えて、実はまた大きな課題を与えられた、とも言える。
次の大きな課題はJ1リーグ残留、そしてルヴァンカップの優勝。
ここまできたら、みんなで二兎を捕まえてみせようぜ。
てっぺんの景色が見えつつある位置には居る。
みんなでもうひと登り、チカラを出しながら楽しんでいこう!!!
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