ゲームのあとの祭り

サッカーの試合を観て思ったことを書きます。

湘南圧勝なキンゼーーイ!!!

最下位V・ファーレン長崎との


“シックス・ポインターズマッチ”=優勝や残留争いを演じているライバル同士の試合。勝利すると勝ち点6の価値がある、と言われている。


3-1で勝利!!!



大野和成が最終ラインに戻ってきた。


石川俊輝が出場停止で抜けた中盤は、齊藤未月と秋野央樹がボランチコンビを形成。


試合はピリピリした雰囲気な分、スコアが動きやすくも動きにくくもない、というなんとも言えない展開。


しかし、この状況を打開したのはベルマーレ育ちの若武者、石原広教だった。


左サイドから強引に縦へドリブル突破し、前節はほとんど見られなかった左足のクロスを送ると、このボールにワンタッチで合わせたのは地元凱旋となった梅崎司。

梅崎のリーグ戦今季初ゴールでベルマーレが先手を奪い取る。


後半になるとホームの長崎が翁長聖、ファンマ、と言った主戦級を投入して試合をひっくり返しにかかる。


ベルマーレも動きの重い秋野に替えて金子大毅を投入。するとこの交代策が大いに的中する。


コーナーキックのこぼれ球を金子が上手く押し込み、チームにとって大きい大きい2得点目を挙げる。


ごっつぁんゴールではあるけれど、ルーズな浮球を直ぐに頭で逸らし、しかもゴールカバーに入っていた相手選手の逆を突くコースに決めるあたりに、金子の高いサッカーセンスの一端を感じさせた。


2得点目を挙げて間も無く、ベルマーレが相手の中途半端な攻撃を高い位置で食い止めると、右サイドの位置から質の高い“ポジティブ・トランジション(守→攻の切り替え)で駆け上がった岡本拓也がそのまま右サイドを制圧し、試合をほぼ決定づける3点目をゲット。


その後はファンマに1点を取られるが、ベルマーレは最終ラインにアンドレ・バイアを召喚して試合を終わらせにかかる。



終盤にも決定機は回ってきたけれど、追加点は奪えなかった。


それでも、3-1で残留争いのライバルを突き落とす展開に持ち込めたのは本当に大きい。


ベルマーレと同じようなチャンスは長崎にも回ってきたが、長崎は決めきれずに後手を踏み、逆にベルマーレはチャンスで決めきった。


この差が試合を通して大きく響いた。

先制点を挙げて展開を楽にしてくれた梅崎のパフォーマンスには頭が上がらない。


得点以外にも攻守で起点となり、チームに勢いをつけてくれた“キレ崎”司、マジで男前(笑)


水曜のルヴァン杯も楽しみだ。