ホーム最終戦となった浦和レッズ戦、2-1で勝利！！！

契約の関係で出れない岡本拓也に変わり、右サイドに石原広教を抜擢。

負傷明けの齊藤未月がスタメンに復帰した。

前半は浦和ペースで進んだが、チョウさんからの指示で布陣を変更。菊地俊介を2列目に落とし、石川俊輝をアンカーに置く3-1-4-2に変えると、この変化がチームに好影響をもたらして守備が安定。

梅崎司のカウンターアタックの際、坂圭祐からのフィードを頭でフリックし、得点のきっかけを作ったのは山﨑凌吾。

2トップの関係性の良さが生んだゴールと言っても過言ではない。

盟友西川周作を手玉に取った梅崎のシュートは見事だった。

浦和は槙野智章、柏木陽介、マウリシオが欠場したこともあり、その戦力差を埋められないまま試合が終わってしまった、そんな印象が見受けられた。

槙野、マウリシオが居ないことで山﨑は制空権を確保し、柏木が中盤に居ないことでゲームのテンポが作れず、スピードで揺さぶるナバウト、高さで分かりやすく起点になるズラタンを途中から入れることでしか、ベンチからは動けなかったはず。

ベルマーレ側の視点で言うと、杉岡大暉&石原広教vs橋岡大樹&宇賀神友弥のサイドのマッチアップでほぼ優位的に時間を進めたことがこの試合の勝利に繋がった。

特に石原広教のパフォーマンスの良さは顕著に表れていて、精神面での未熟さ満載！だった昨年とはえらい違いようである。

このままイケイケゴーゴー精神でもっと逞しくなってほしいところ。

次節は最終節。勝ち点40で並ぶ名古屋グランパスとの対戦。

この大一番を制し、来季のJ1リーグの切符を手に入れてほしい！

そして、現役引退を発表した島村毅のベルマーレでの最後の試合となる。

スパイクとベルマーレの戦闘服を脱ぐことを決めた“ミスター・ベルマーレ”の最後の花道をみんなで作ってあげようじゃないか！！！